静岡市まるごとパワースポット
パワースポット
日本で「パワースポット」という時、それは「中央構造線」に添った地点であるといわれれることがある。四国を南北に分断している「中央構造線」は、伊勢神宮あたりまで直進して北に大きく曲がり、愛知県から長野県へと向かう。
だが日本にはもうひとつ、大きな構造線がある。「糸魚川−静岡構造線」だ。糸魚川−静岡構造線は、「ユーラシアプレート」と「北アメリカプレート」の境界でもあるから、日本限定の中央構造線よりも、もっと大きな「パワー」を生み出していると期待したくなる。
プレート境界に沿う場所の全てをパワースポットと見ることもできるのかもしれないが、もしパワースポットに特別な力があるのだとすれば、歴史的にどうだったか、本当に優れた場所なのかについても、しっかり見るべきだろう。
人を集めてきた場所、魅了してきた場所、そして、そこに立つことで特別な感慨が得られたり、何度でも来たくなったりする場所。それがパワースポットだとしたら、 “駿府” 静岡市には、これこそ本当のパワースポットだと思われる場所がたくさんあるのだ。