静岡市埋蔵文化財センター
しずおかしまいぞうぶんかざいせんたー　

　静岡市埋蔵文化財センターは、明治の元老井上馨の別邸「長者荘」の跡地に埋蔵文化財の整理・保管と活用を目的として建設され、平成16年に開館しました。
　埋蔵文化財センターでは、静岡市内の遺跡の発掘調査の出土品の整理作業や報告書の作成作業を行っています。報告書が作成された出土品は収蔵庫に保管され、展示や講座などに活用されます。
　埋蔵文化財センター１階は、公開スペースとなっています。三池平古墳の副葬品、尾羽廃寺跡の出土品、巴川から出土した鎌倉時代の丸木舟など、旧石器時代から江戸時代までの出土品、移設・復元された白鳳時代の瓦窯跡などが見学できます。ギャラリーでは企画展、速報展も行っています。