「大御所(おおごしょ)」ってなに?

(写真)大御所徳川家康公 家康公は64歳のときに、息子である秀忠(ひでただ)に将軍職(しょうぐんしょく)をゆずりました。このように、第一線(だいいっせん)から引退(いんたい)した前将軍のことや、前将軍のいる場所のことを「大御所」と呼ぶようになりました。つまり「駿府」のことですね。しかし家康公は、大御所となっておとなしく余生(よせい)を過ごしたのではなく、将軍職を退(しりぞ)いて手に入れた自由な時間を存分(ぞんぶん)に使って、ますます活躍(かつやく)することとなったのです。

家康公のあゆみ
家康公は今からおよそ460年以上前に生まれました。大阪夏の陣(じん)で豊臣家(とよとみけ)が滅(ほろ)びた翌年(よくねん)、75歳で逝去(せいきょ)。当時としては長生きだったようですね。

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