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家康公の正妻(せいさい)・旭姫(あさひひめ)と瑞龍寺(ずいりゅうじ)
浅間神社の西側を山に沿(そ)って北へ少し進むと、右側の山すそに、秀吉(ひでよし)の妹でのちに家康公の妻となった旭姫(あさひひめ)の供養塔(くようとう)がひっそりと立つ瑞龍寺があります。
旭姫は、すでに秀吉の家来(けらい)に嫁(とつ)いでいましたが、家康公が45歳、旭姫44歳の時に正妻にしたといわれています。ところが、わずか4年後、旭姫は48歳のとき京都でこの世を去りました。
のちに秀吉は家康公とともにこの寺を訪れ、亡(な)き妹旭姫の供養(くよう)をしたと伝(つた)えられています。
塔(とう)の前に立つと、当時(とうじ)の時代の厳(きび)しさが思われ、思わず手を合わせたくなる雰囲気(ふんいき)です。
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