大御所四百年祭記念 家康公を学ぶ

大御所・家康公史跡めぐり

両替町

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両替町 葵区の本通りから両替町を歩いて下さい
駿府銀座跡 葵区両替町一丁目この辺りに銀座役所がありました

両替町慶長11年〔1606〕、家康公は京都伏見から銀座を駿府に移し、同年12月に四丁目に駿府銀座が置かれ、大黒常春が所管となった。銀座の座衆の宅地も同所に与えられた。両替町二丁には銀座役所を配置し、この地内には金銀の両替屋があったことから両替町と呼んだ。
 慶長17年(1612)には、この銀座が江戸京橋に移されて、今日の東京の銀座が生まれた。駿府の金座も銀座も、慶長17年〔1612〕に江戸町割りの完成とともに江戸に移された〔「図録日本の貨幣三巻」より〕。この時に駿府の町割りの原則が適用され、江戸銀座役所が新両替町に設置された。新両替町と呼んだのは、駿府の両替町から銀座が移転してきたためである。ところが新両替町から、その後には銀座と呼ばれて地名も変更された。
 駿府城下町に置かれた銀座役所の場所は、現在の町名では両替町一丁目に該当するというが、正確な場所は特定することが困難である。
注意)丁目は今と昔は違います。

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