大御所四百年祭記念 家康公を学ぶ

大御所・家康公史跡めぐり

由比本陣と家康公お手植えの松

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由比本陣公園 由比町由比297-1、由比駅から徒歩25分またはタクシー5分

家康公お手植え松由比宿本陣(東海道広重美術館)の庭園は「松榧園」と呼ばれ、庭がある。ここには、家康公お手植えの松や馬つなぎの榧の木があったことに由来する。この由緒を大切にした山岡鉄舟が「松榧園」と命名したものである。また、記念館北側の庭は小堀遠州作といわれている。当時の石組などを修復しながら再整備され、現在は遠州好みの趣を今日に伝えている。
 本陣前には、家康の遺金を奪って幕府転覆を企てようとした由比正雪〔1605-51〕の生家の紺屋「鹿島屋」があり、江戸時代の紺屋の趣を今に伝えている。
 注記: 由比宿の中央にある間口33間、広き1,300坪の広大な屋跡が江戸時代の由比宿の本陣跡である。由比城主であった由比助四郎光教が桶狭間の合戦で、主君今川義元に殉じて討死してから、江戸時代その子権蔵光広が帰農しこの屋敷に住んだ。代々岩辺郷衛門を襲名し江戸時代は、本陣職・問屋職をつとめ、近郷きっての名家として大名的な存在であった〔由比町紹介のネットより〕。

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