大御所・家康公史跡めぐり
三ツ石、八ッ石
三ツ石、八ッ石 | 静岡鉄道新清水駅から巴川柳橋方面徒歩約10分(巴川製紙工場内) |
巴川が深く入江になっていた当時、3個の大きな石が潮の満ち引きで顔を出していた。その数が3個であったため、三ツ石と呼ばれていた。これは家康公が駿府城を築くために、西国の大名たちが献上したものだが、駿府城に運搬の途中で川に落としてしまったため「落城」につながるとしてその石は利用されなかった。
その後明治27年〔1894〕ここに出来た製紙工場が、川底から石を引き上げ会社の門柱としたものが今日に至っている。