大御所・家康公史跡めぐり
梅ケ島の日影沢金山
葵区梅ケ島日影沢金山跡 | JR静岡駅から安倍線バス1時間40分、新田下車徒歩50分 |
家康公の駿府大御所時代に最も栄えた金山、それが安倍山といわれた梅ケ島の日影沢金山である。駿府金座で鋳造された小判は、ここで産出した金からも造られたという。日影沢金山跡地は、比較的現状が良く保存され、ハイキングコースに最適である。
大御所家康公は、徳川幕府の財政を賄うため、全国の著名な金銀の産出する山を直轄領とした。金沢大学付属図書館が所蔵する北条文庫の中の古文書には、全国の金が駿府に運ばれていたことが記されている。