大御所四百年祭記念 家康公を学ぶ

大御所・家康公史跡めぐり

長源院

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長源院 葵区沓谷1-24-1、JR静岡駅から北街道線バス約7分、銭座町下車徒歩約10分

長源院大森山長源院は、曹洞宗の寺で歴史は今川時代に遡る。徳川家康公は駿府大御所時代に鷹狩りの帰路この寺で休憩したことから幾つかの家康公縁の品が残されている。この中の一つである印籠は、沓谷の常賀斎という者が、家康公の話し相手として駿府城に出入りしていたことから献上された。それをこのお寺に寄付したものが今日に伝わっているという〔なこりその記〕。境内の墓地には、駿府城代の墓がある。また家康公の由緒から、家康公所用の印籠も伝わっている。
 地名として知られている「山脇」とは、家康公が鷹狩りの折に立ち寄り寺が山の脇にあることから、「山脇の寺」と呼んだことによる。江戸時代の駿府の銭座はこの近くにあったため、銭座町の町名が復活して今日に至っている。

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